IonQ Q2決算速報——売上$8,010万・前年比+287%。17株保有者が決算を見て思ったこと
日本時間8月6日早朝、IonQのQ2決算が発表された。結論から言う。予想を大幅に上回る、文句なしの内容だった。
Q2決算結果(2026年8月5日発表)
| 項目 | 結果 | 予想 | 差異 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | $8,010万ドル | $6,540万ドル | +22%上振れ |
| 前年比成長率 | +287% | — | 5期連続過去最高 |
| EPS(調整後) | -$0.33 | -$0.54 | 大幅上振れ |
| 通期ガイダンス(上方修正後) | $2.8〜2.9億ドル | $2.68億ドル(予想) | +8〜8.5%引き上げ |
| 現金保有 | 約$20億ドル | — | SkyWater買収後 |
| RPO(残存履行義務) | $4億8,500万ドル | — | 前年比約4倍 |
時間外取引で+8.4%急騰し、$43.29まで上昇した。
決算の読み方——3つのポイント
①オーガニック成長率132%という本物の数字
Q2売上$8,010万のうち、SkyWater買収効果を除いたオーガニック成長率は132%。韓国のKISTI・スイスのQuantum Baselへの第5世代量子コンピュータ(Tempo)の導入が寄与した。「買収頼みの成長」ではなく、本業が伸びているという証拠だ。
②RPO$4億8,500万が示す将来の売上可視性
RPO(残存履行義務)とは、すでに契約が決まっていてこれから売上計上される金額のことだ。前年比約4倍の$4億8,500万は、今後の売上がある程度見えている状態を意味する。通期ガイダンスを$2.8〜2.9億に引き上げた根拠はここにある。
③SkyWater+Nexus買収で「作れる会社」になった
7月31日完了のSkyWater買収($18億)に加え、Nexus Photonicsも買収。設計から製造・フォトニクスまで一貫して手掛けるフルスタック量子企業として、競合他社との差を広げた。DARPA向けに光学原子時計125台・$2,800万の契約も取っている。
保有者として決算を見て思ったこと
月曜の記事で「通期ガイダンス維持なら保有継続」と書いた。実際はガイダンスが上方修正され、売上も予想を20%上回った。
正直、ここまで強い内容は想定していなかった。$36〜37台で含み損だったポジションが、時間外で$43台まで回復している。
ただし冷静にPSRを計算し直すと、時間外株価$43・通期ガイダンス$2.85億ベースで前向きPSRは約58倍。$36台の時(約51倍)より上がっている。決算後の高揚感で追加するのは慎重にしたい水準だ。
追加するとしたら、熱狂が落ち着いた$35〜40台。決算の内容は本物なので、次の押し目は拾いたい。
今週の3社を振り返る
| 銘柄 | 性格 | 決算 | 判断 |
|---|---|---|---|
| フィックスターズ(3687) | 長期・黒字 | 8/7発表予定 | 押し目で拾いたい |
| Rigetti(RGTI) | 夢株・ハイリスク | 8/6発表予定 | $10以下で検討 |
| IonQ(IONQ) | 夢株・本命 | 大幅上振れ✓ | 保有継続・追加は$35〜40台 |
明日の金曜は3社の比較まとめを書く。
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