インデックスと、それから
Week 01 量子コンピュータ
解説深掘り①深掘り②深掘り③比較自分株
Week 01量子コンピュータ
2026.08.03  ·  月曜 / テーマ解説

量子コンピュータ——「AIの次」は本当に来るのか、投資家として考える

今週のテーマは量子コンピュータ。注目度は相変わらず高いが、6月のQuantinuum(QNT)上場ラッシュを経て、各社の株価は一度大きく調整している。熱狂の後、数字と向き合うタイミングが来た。

そもそも何が「すごい」のか

古典コンピュータは0か1で計算する。量子コンピュータは「重ね合わせ」で0と1を同時に扱い、並列で膨大な計算を行う。薬の分子設計、物流最適化、暗号解読——古典では現実的な時間で解けない問題が解けるようになる。

市場規模の見通し

市場規模
2025年$36億
2026年見込み$51億
2030年予測$163億

CAGR約40%という予測は期待値込みだ。それでも政府資金・民間投資ともに加速しており、マッキンゼーは2035年に1兆ドル超の経済価値と試算している。トランプ政権も量子企業への連邦資金投入を検討中との報道が出ており、政策的な追い風は続いている。

足元の動き:IonQは8月5日にQ2決算

今週最大のイベントはIonQのQ2決算発表(8月5日)だ。Q1は売上高$6,470万(前年比+755%)という驚異的な数字を出したが、株価は$58台から$36台へ大きく調整している。通期ガイダンスは$2.6〜2.7億を据え置いており、Q2ガイダンスは$6,500〜6,800万。決算でこれを上回れるかどうかが今週の焦点だ。

夢株テーマにおけるPSRの使い方

このテーマの銘柄は全社赤字のため、PERは使えない。PSR(株価売上高倍率)を主指標として使う。成長株で一般的にPSR10〜30倍が許容範囲、100倍を超えると期待値だけで買われている状態だ。

株価調整でPSRも変化している。火曜以降の銘柄深掘りで最新のPSRを計算して比較する。

保有中の自分のポジション

IonQを17株保有中。$58台から$36台への下落で含み損に転じている。ただし通期ガイダンスが維持されている間は保有継続の方針。8月5日の決算を確認してから追加か現状維持かを判断する予定だ。

今週は火曜にIonQ(決算直後の考察含む)、水曜にRigetti、木曜にフィックスターズを深掘りし、金曜に3社比較を行う。

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