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2026.08.08  ·  土曜 / 今週の自分株まとめ

今週の自分株まとめ——決算ラッシュの一週間。ポートフォリオを初めて開示する

今週は量子3社の決算が重なっただけでなく、保有株全体でも決算発表が相次いだ。土曜恒例のポートフォリオ記録、今週から実際の比率と週間損益を公開する。

ポートフォリオ構成比率(8/7時点・全口座合算)

コア(インデックス投信)とサテライト(個別株・ETF等)で分けるとこうなる。

区分比率
コア(オルカン・S&P500・先進国債券・新興国債券・バランス型)約64%
サテライト(個別株・高配当ファンド・米国株ETF)約36%

※このほかiDeCo・企業型DCでもオルカンを中心に運用中(60歳まで引き出し不可のため、上記比率には含めていない)。これを含めるとコア比率はさらに上がる。

「インデックス主軸」を掲げているブログとして、64:36という数字はギリギリ及第点だと思っている。理想はコア70%以上だが、今の個別株保有はどれも意味があって持っているものばかりで、無理に減らす気はない。

今週のポートフォリオ全体損益

週間トータル:+1,345,490円

量子3社の決算・ヤマハ発動機の急騰・住友精化の好決算が重なり、ポジティブな週になった。ただし個別の当たり外れが大きい週でもあったので、内訳を見ていく。

今週の週間騰落 TOP3

上昇

順位銘柄騰落率
1位ヤマハ発動機(7272)+37.19%
2位住友精化(4008)+26.08%
3位ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)+16.61%

下落

順位銘柄騰落率
1位データHR(3628)-6.73%
2位日東富士製粉(2003)-4.41%
3位SBI・S・米国高配当株式ファンド-4.02%

上昇TOP3の所感

ヤマハ発動機(7272)——決算で一気に別の銘柄になった

8月4日、中間決算で最終利益が前年比2.1倍の1,139億円、通期予想を1,000億円→1,700億円へ70%上方修正。二輪車販売の好調と円安効果が主因で、翌8月5日には株価が19%超急伸し1,805円まで一気に駆け上がった。1,400円台からの上昇は、決算前の期待値がいかに低く見積もられていたかを物語っている。保有していて久しぶりに「決算で化けた」という感覚を味わった銘柄だ。

住友精化(4008)——DOE導入という「攻めの株主還元」

8月6日発表の決算は、業績・株主還元の両面でサプライズだった。

まず株主還元面。未定だった今期の年間配当予想を70円(株式分割後ベース)と発表し、前期の44円から26円の大幅増配。配当利回りは4.8%前後まで跳ね上がった。加えて「配当性向30%」に「DOE(株主資本配当率)4.5%以上」という下限基準を新たに導入したことが大きい。これにより、業績が一時的にブレても減配されにくい下値支持ラインができたことになる。

業績面でも、1Qの最終利益は前年同期比3.1倍の32.6億円で過去最高を更新。主力の吸水性樹脂で値上げが浸透し、円安効果も追い風になった。もう一つの柱である機能マテリアル部門(水素発生装置など)が営業利益で約4倍(+296%)と急伸しており、単一事業依存からの脱却が進んでいる点も評価したい。

ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)——理由は正直わからない

フィジカルAI・ロボティクス関連という文脈で買われたのではないかと推測しているが、明確な材料は確認できていない。わからないものをわからないと書くのもこのブログの方針だ。

下落TOP3の所感

データHR(3628)——季節性による想定内の赤字

決算を受けてストップ安まで売られたが、内容を確認すると慌てる必要はないと判断している。

同社の顧客は主に自治体や健康保険組合で、データヘルス関連サービスの検収時期は秋から翌年春(下半期)に集中する。1Q(4-6月)の大幅赤字はこの季節性によるもので、期初想定の範囲内だ。

通期予想は据え置かれており、売上高60億円(前期比+16.7%)・営業利益4億円(前期比18.2倍)・経常利益3.8億円(同38倍)という「劇的なV字回復」シナリオは維持されている。データヘルス関連サービスの受注自体は好調に推移しているとのことなので、真価が問われるのは11月発表の第2四半期決算だと考えている。

今回の急落でナンピンを急ぐ気はない。需給が落ち着くまでは下値を探る展開もありうるので、11月の中間決算前後で受注残高の積み上がりが数字で確認できてから動きたい。

日東富士製粉(2003)——進捗率の低さが嫌気されたが、通期は据え置き

8月発表の第1四半期決算は、売上高178.6億円(前年同期比0.6%減)・営業利益9.6億円(同10.1%減)・純利益8.22億円(同3.5%減)という減収減益。通期の営業利益予想(42億円)に対する進捗率は23%で、過去6年平均の26.1%を下回るスロースタートとなったことが売りを呼んだ。

背景には人件費・物流コストの上昇に加え、ケンタッキーフライドチキンのフランチャイズなどを展開する外食事業でフードコストの上昇が利益を圧迫している構図がある。

株価は決算を受けて1,900円手前から1,700円台前半まで調整したが、通期の経常利益予想47億円(前期比7.2%増)は据え置かれている。下落によって予想配当利回りは約4.0%弱まで上昇しており、バリュー株としての妙味はむしろ増したと見ている。人件費や物流費の上昇は業界全体が直面している過渡期の問題で、下期の価格転嫁・物流効率化が進めば十分に巻き返せる範囲だと考えている。

SBI・S・米国高配当株式ファンド——為替要因、気にしていない

明確な理由として日米為替介入があった。為替変動は仕方ないと割り切っているので、気にしていない。

今週を振り返って

量子3社(IonQ・Rigetti・フィックスターズ)に加え、ヤマハ発動機・住友精化まで決算が重なる週だった。好決算が多く、週間トータルでも+134万円というポジティブな結果になった。一方でデータHR・日東富士製粉のような一時的な悪材料もあり、決算の中身を丁寧に読む重要性を改めて感じた一週間だった。

コア64%という比率を維持しながら、こういう決算での動きを拾えるのがサテライト運用の醍醐味だと思う。

来週のテーマは光通信・フォトニクス。LITE・AAOI・住友電工を中心に深掘りする予定。

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